ダバダ火振で有名な、秘蔵の焼酎「栗焼酎預貯酎栗75%」をロックで飲んでみました。
義理の父が秘蔵の焼酎を出してきましたので、一緒に頂くことにしました。四万十川栗焼酎で有名な「ダバダ火振」を作られている無手無冠(むてむか)の特別な焼酎です。
栗焼酎と一緒になんと、通帳も一緒になります。面白い企画なので簡単に説明させてもらいますと、まずは四万十川焼酎銀行で栗焼酎を購入します。口座開設の申し込みを行い、通帳を発行してもらいます。そのあとは四万十川焼酎銀行の方で貯蔵(保管)してもらい、満期となれば焼酎をやっと飲めるということです。長期貯蔵した焼酎ですが、それだけでは面白くないので、銀行をモデルに考えられたアイデアを素晴らしいですね。
通帳も頂けることから、満期までの待つ楽しみが出てきますよね。しかも、原材料は国内産の栗と米麹のみで、栗75%という贅沢な原料の使用量です。大量生産できないため、毎年500本のみの限定販売になるとか。その限定の焼酎を、なぜ、義理の父山下修がこの焼酎を持っているのか疑問ですが(笑)
通帳の中身はこんな感じです。
通帳の中には、預け焼酎の心得なるものが記載されており、焼酎が定期の年数と満期になる日付が記載させています。満期になったのが、平成26年5月9日になっているということは、つい最近蔵から出て来たばっかりの焼酎になりますね。品番が184となっており、上の画像を見てもらえばわかるように壷にもその品番が刻印されており、確かにこの焼酎であることは明確です。
では、いざ飲んでみることに。
味の違いがわかりやすい、ロックで飲むことにしました。原料を75%も使っていることもあり、濃厚な栗焼酎です。しかもアルコール度数が30度と通常の焼酎に比べたらきついですので、飲み過ぎには注意してください。けど、長期保存した焼酎ですから、一気に飲みのではなく、味わいながらじっくりと飲む焼酎ですね。
詳しくはコチラのサイトに乗っていますので、興味ある方はぜひ頼んでみてはいかがでしょうか?私はこの仕組みを理解するまで、しばらくかかりましたので(汗)、一度じっくりとサイトを見てみることをオススメします。貯蔵はしていないけど、栗の原料90%という更にこだわった焼酎まであるようですよ。
ダバダ火振と言えば、ソムリエの田崎真也氏も愛飲しているということで数年前に一気に火がついた焼酎です。当社も販売しておりますが、数本しか入荷しないため、お店に並べばあっと言う間になくなる現在も人気の焼酎です。居酒屋さんにも行けば、ほぼ置いてある定番の焼酎になっていますね。
10年以上の前の話になりますが、実は私の披露宴にダバダ火振が披露宴に来られた方に振る舞われたことがあります。上の画像のよう壷に入っていましたが、大きさが比べもんにならないぐらい大きかったです。大人一人がその壷に手を回して届くか届かないぐらいだったです。一体何リットル入る壷だったんでしょう。その壷に入った栗焼酎をひしゃくみたいものですくってから、コップや升に注いでいました。なんとも風流だったのを記憶しております。
その大きな壷には「ミステリアルリザーブ」と刻印されており、四万十流域の特産品である栗を50%も使い、丁寧につくられた栗焼酎の原酒を産地の四万十にかけて、四万十時間=4万10時間(約4年7ヶ月)も地下の洞窟で熟成させた特別限定古酒だったようです。そんなことを知っていればもっと大事に飲んだのですが・・・(汗)今でもその壷は庭の飾り物として残っています。
今回の「栗焼酎預貯酎栗75%」はまだあとっちょっと残っていたと思いますので、味わって楽しみながら飲みたいと思います。