バッテラ寿司と浪速の箱寿司はどう違うのか?

先日食べた私のお昼ご飯ですけど、この日はお寿司の盛り合わせを買ってみました。あとは、お惣菜をいくつか。

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スタンダードな海苔巻き寿司と卵巻き寿司に、浪速の箱寿司が入っています。実はスーパーのお店では、この浪速の箱寿司とバッテラ寿司を販売していますが、一体何が違うかのと思って、素朴な質問を従業員さんにぶつけてみました。

 

バッテラ寿司は、しめさばの押し寿司を差します。しめた鯖を寿司板に乗せ、棒状にして竹の皮で包んだり箱型にしたものです。バッテラの語源はポルトガル語の小船(bateira)で、昔はコノシロを使ったらしいが、安価な鯖に置き換わったそうです。見分け方は、切り口の断面が□→箱寿司、○→棒寿司です。ちなみに当店のバッテラ寿司は白板昆布は乗っていません。白板昆布を乗せたものも実はありまして、ネット通販などでは販売しております。それは昆布巻きと読んでいるようです。

 

では、浪速の箱寿司は、そのバッテラ寿司をベースに生姜と大葉を挟んだものになります。なぜ浪速の箱寿司と呼び始めたのは、定かではありませんが、昔に当社のものが大阪に行き、大阪で箱寿司を食べたようです。その生姜と大葉が入った鯖の押し寿司が美味しかったようで、それを真似たもののようです。

 

海苔巻き寿司と卵巻き寿司は、かんぴょう・ほうれん草・すまき・卵焼きが具になっております。

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彩り鮮やかなすまきを巻き寿司の具に使うのは、高知県ぐらいなんでしょうか。そもそもすまきは、高知県ならではの練り物というかかまぼこで、漢字で書くと「簾巻き」と書きます。魚のすり身を巻き簾で包み蒸して作られることから、この名前が付けられたとそうです。 表面は波型のついた桃色、中身は、白色のめでたい配色。高知では子供のおやつや、お弁当の彩り、煮物、素麺の具など 様々な料理の中で活躍しています。

 

ピンク色のすまきは鮮やかでなので、彩りによく使われますが、棒状のタイプと同じく棒状なのですがちくわのように穴があいたタイプの二種類ありますが、どちらもよく売れています。穴があいたすまきは、中にきゅうりを入れたり、ちくキューのようにして食べることも。ただ、すまきの彩りに使うピンク色は、赤色106号という食品添加物が使用されることも多く、発がん性や遺伝子損傷を起こす可能性が高い添加物と言われています。赤色106号に変わる、安心・安全な着色料を使われるすまきも一部ありますが、どうしても色目が鮮やかでなくなるため、赤色106号のすまきが多く出回っております。こういった情報はあまり表にでませんが、製造・販売する我々もきちっとした知識を持つことが大事です。安心・安全なすまきが増えることを期待したいですね。

 

ちょっと話がかたくなりましたけど、巻寿司・押し寿司はお昼ごはんにちょっとつまんだりするのに、ピッタリです。

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当店の寿司飯は、ごまをふんだんに使ったご飯になります。やっぱり一番の人気は昔ながらある一般的な海苔巻寿司です。卵巻寿司もその次に人気で、年末の大晦日にはこの巻き寿司が何百本も売れる様子を見ると、昔ながらのお寿司が支持されているのがよーくわかります。卵巻寿司の卵焼きも当店で一枚一枚焼き上げたものです。年末には卵焼きの生地を焼くだけの専門の人が出てくるぐらいですから、当店のこだわりが少しでもお分かり頂けたら幸いです。

 

こんな素朴な高野豆腐も美味しいですね。

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高野豆腐の中に出汁がしみこんで、噛んだ瞬間に口一杯に出汁が広がるのがたまりませんね。何の気ない、普段の食事ですけど、ちょっとしたことに注目してみると面白いですね。どうしてもお昼の炭水化物は抜くことどころか、逆に今まで以上に欲するようになってきましたが、どうしたらいいでしょうか?(苦笑)

 

 

 

 

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