出世をすれば売れ方も違う!?ブリのしゃぶしゃぶは、野菜も採れて子供も喜ぶ。

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ちょっと話は遡りますが、お正月に御馳走を食べると鍋物が食べたくなったりしません?我が家はこれも御馳走の一つになってしまうのですが、ブリのしゃぶしゃぶを頂きました。

小学校三年生の子供はぶりのしゃぶしゃぶを初めて食べるようで、終始興奮していました。ぶりをお鍋の中でしゃぶしゃぶとお湯の中にくぐらせるだけで、全く異なった食べ物になるのは皆さんご存知ですよね。表面は少し身が締まりますが、中身は刺身のようなままで、まるでタタキのような感じですね。

年末年始、当社は高知県宿毛産の養殖のブリを中心に扱っております。宿毛産の養殖ぶりは鮮度もよく、脂も乗っていて美味しいです。刺身に切り身にしゃぶしゃぶ用に大活躍の魚です。

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鮮度もいいので、にぎり寿司にしても美味しいです。魚屋さんならではの豪快なネタが乗っており、一口で食べきれないほどです。ちょっと上の画像のにぎり寿司は、ネタが大き過ぎやあせんか?と思っちゃいますね。

ブリは大きさによって名前が変わる有名な出世魚の一つです。高知では40cm未満ではハマチ、60cm未満ではメジロ、80cm以上でブリと呼ばれています。しかし、当社の鮮魚部主任は、大きさはブリでも脂の入り方や身質などを見て、ハマチとして売ることがあると言っていたのを思い出しました。

同じ魚でもブリとハマチと呼び方が違えば、売れ方も全然違うようです。やはり脂の乗っているブリの方がよく売れるということですが、当社の鮮魚部主任は、お客様にはちゃんとしたものを提供したいという強い信念があるようです。名前が変わるだけで売れ方が違うなんて、正直全然知りませんでした。肉もそうですが、やはり脂の乗りがいい方が人気があるようですね。

当社の通販でも、ブリを商品化できないかと考えておりますが、色変わりが早いので難しいものです。昨年、すくも湾中央市場地方卸売市場を見に行った時にも、よくブリが揚がっていましたので、産地に近いところは鮮度のいいものを食べれることができるのが羨ましいです。

ブリしゃぶに子供達があんなにも喜ぶとは思いませんでしたので、またやってみてもいいかなーと思います、ブリだけはなく野菜も一緒に食べてくれるのが嬉しいですね。

 

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