社長の椅子がなくなりました。
突然ですが、社長の椅子がなくなりました。
とはいっても、社長を解任されたわけではありません。私が座っていた椅子を撤去しました。今までは椅子に座って仕事していたのを、これからは立って仕事するようになります。
机は今までの高さでは腰が痛くなるので、大工さんにお願いして、かさ上げをした木工品を作っていただきました。こうするとちょうどおへその位置に机がくるようになり、腰を痛めることはありません。といっても、今まで座ってしていたので、急に立って仕事をすると、慣れるまで腰にも若干負担があり、ふくらはぎが常に張っているような感じを受けます。
立って仕事をするのは、もちろん健康面を考えてもありますが、それが目的ではありません。目的は、「穴熊社長」にならないためです。株式会社武蔵野の代表取締役社長 小山昇さんの書籍「仕事ができる人の心得」増補改訂版(CCCメディアハウスより出版)には、穴熊社長とはこのように解説されています。
穴熊社長・・・社長室に閉じこもって、ネットを見たりハンコばかり押している社長のことです。社長の欲しい情報はお客様のところにしかない。社長室には成果はない。
小山さんの教えてもあって、社長室の壁も撤去し、このような机を設けました。お客様のところに行く営業活動に出かけることはまだまだ少ないですが、意識的に営業する日は増やしております。小山さんのように社内にはほとんどおらず、分刻みでびっしり埋まったスケジュールではありませんが、少しでも社長室にいる時間を減したいと思っています。
確かに一日中ずーっと立って仕事をするには体力的にはしんどいものがありますので、必然的に外に出て行くしかありません。外に営業活動をしに出ていくだけではなく、もう少し社内や店内にも足を向けようと思った次第です。腰に負担がない程度に続けたいと思います。