成城石井が手がけるワインバー「Le Bar a Vin 52(ル バーラ ヴァン サンカンドゥ)」で、まさかあの生ハムが食べれるなんて!?
今年最後の東京出張は、かねてから行きたかった成城石井が手がけるワインバーに。過去には一度予約もせず飛び込みで行ってみましたが、入れませんでした。次にはちゃんと予約していたものの、台風が来ているということで、夕食をせずにまさかの日帰り出張となったのです。今回はようやく念願がかなったわけです。
【Le Bar a Vin 52(ル バーラ ヴァン サンカンドゥ)】
住所:〒106-0045 東京都港区麻布十番2-2-10 麻布十番スクエア 2F
TEL:03-5439-6403
営業時間:ランチタイム 11:30~ LO14:00
カフェタイム 14:00~16:30 LO16:00(土、日、祝日のみ)
ディナータイム 17:00~23:00 LO22:00
バータイム 22:00~翌5:00 LO4:00(金、土のみ)
軽く食事は済ましていたので、ワインとちょっとした食事を楽しみに行きました。お酒もある程度飲んでいたもので、ボトルワインを飲み干すほどの余力はなく、この日はグラスワインを色々と楽しみました。せっかくのなので、美味しいお酒と食事をミラーレスカメラで収めようと思いましたが、まさかの電池切れ・・・(汗)ちゃんと充電はして行ったのですが、ずっとスイッチがONだったようです。iPhoneで撮った写真になりますが、ご了承ください。
この日は驚きのメニューがありました!普通の人はなんとも思わないかもしれませんが、まさかイベリコ豚の生ハムがこの日本で食べれるとは思いませんでした。実はこの本を読んでいたもので、個人的には喜ばしいことだったのです。
この本の中ではイベリコ豚について、以下のように解説されています。
・豚のことはスペイン語でCerdo(セルド)といい、イベリコ豚とはイベリカ種の豚のこと。
・イベリコ種の豚がいるのはイベリア半島の中部から南だけ。
・イベリコ豚の定義
① イベリコ豚とは母親が純イベリコ種の豚だけに限る。
② 種豚は純イベリコ種の豚もしくはデュロック種に限る。
③ イベリコ豚と呼んでいいのは50%以上、純イベリコ種の豚の血が入っているもの。
・純イベリカ種のベジョータ、これが最高級のイベリコ豚。どんぐりを食べる。
・「セボ(給餌する)」という、どんぐりを食べさせられていないイベリコ豚。一つは純イベリカ種(100%)のセボ。もう一つは、イベリカ種の入ったセボ(純イベリカ種メス×純デュロックのオス)
で、最高級のイベリコ豚である、純イベリカ種のベジョータの生ハムをこのワインバーでは食べることができるのです。私は上の本を読んで、わざわざスペインまで行かないとベジョータの生ハムを食べることができないと思っていたもんですから、喜びはひとしおです。
で、実際に食べてみると、ナッツのような香ばしい香りが口の中に広がって、それは美味しい生ハムでした。見た目は脂身が多くて、こってりした感じのように見えますが、そうでもなく、ワインとの相性はバッチリです。生ハムの他に、チョリソとサルシチョン(サラミ)の盛り合わせですので、この一皿でイベリコベジョータを堪能できました。
その他にも季節の旬な素材を使った料理がいくつかありましたので、そちらも堪能できました。このお店の52という数字は52週で異なった味わいが楽しめる週替わりのワインがあるようです。52週の考え方は、我々小売業(スーパー)の販促の仕方を取り入れているのかもしれませんね。
東京に行った際にはぜひこの貴重な生ハムを食べてみてください。