土佐あかうしを使った、密かに発売している新商品とは!?
実はゴールデンウィークを前に新商品を発売しておりました。販売している場所はひっそりとではないですが、大胆なスペースを取っていないため、常日頃お店に来られている方ではないと気づかないかもしれません(汗)
土佐あかうしを使用した「肉みそおにぎり」を発売しております。
土佐あかうしとは?
土佐あかうしは褐毛和種高知系の品種で、日本の肉用牛である和牛4品種(黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種)のうち、高知県内でしか改良されていない褐毛和種・高知系の通称。高知県内では土佐褐毛牛とも呼ばれています。昭和19年に「褐毛和種」(あかげわしゅ)として認定されました。
同じ褐毛和種である熊本系とは毛色において特徴が異なり、褐色の体色に対し、目の周囲、鼻、蹄等が黒い特徴を持つ「毛分け」と称する毛色が一般的です。その後も改良を重ね、現在では黒毛和種に勝るとも劣らない評価が得られるまでになりました。
この土佐あかうし肉みそおにぎりは、土佐あかうしの経産牛を使用しています。
経産牛とは?
出産を経験した牛、特に乳牛のことを差します。出産を経験していない牛は「未経産牛」といいます。経産牛も食肉として肥育される場合があるが、未経産牛に比べると、肉質が劣るといわれています。去勢された雄の牛か未経産の雌の牛が、食肉としては上等とされています。
経産牛の中でも出産能力を失った牛は廃用牛として扱われます。廃用牛は生食用には適さないとされ、一般的には加工食品の原料などに用いられます。
当社がお付き合いしているお取引先様から、何とか経産牛を使った商品を開発してもらえないか?という話がこの肉みそおにぎりを作ったのがきっかけです。商品開発をスタートしてからは、約2年ぐらいかかったのではないでしょうか。肉みその配合や味の調整、肉そのものの食感など何度も試作・試食を繰り返しました。その経緯を経てようやく完成したものです。
価格は税抜き248円と少々高めになっていますが、発売後ロスもなく順調に売れ続けております。上の画像のように、シンプルなデザインのパッケージが目を引きます。ピリ辛の特製肉みそが食欲をそそります。経産牛ですので、若干歯ごたえがありますが、土佐あかうしの食感を楽しみことができます。
嶺北(れいほく)産のお米を100%使用しております。この嶺北は寒暖の差が激しいことから、日本でも有数のお米が美味しい産地として知られております。当社が作るお弁当やお寿司も嶺北産のお米を100%使用しておりますので、お米がおいしいと評判が高いものです。
発売してすぐFacebookでこの土佐あかうし肉みそおにぎりをシェアすると、この投稿を見た方から早速おにぎり20個の注文をいただくなど、嬉しいことになりました。お店で見かけたら、ぜひ一度食べてみてください。