こんなに陳列して崩れ落ちないの!?末広ショッピングセンター大晦日の寿司売場は圧巻です。
ちょっと前の話になりますが、大晦日の寿司売場の話を触れないわけにはいきません。昨年のブログにも記事にしておりますが、この売場を見ると今年ももうあとちょっとだなーと感慨深くなってしまいます。
大晦日のオープン直後にはこのような状態になっておりまして、こんなにも売れるんだろうかと思っちゃいますが、午前中の来店客数のピークを迎えたあとは、ボリューム感がなくなった売場になってしまい、すぐに補充しないといけません。
ここ数年前までは私も陳列のお手伝いをしていましたが、この陳列をするのには結構コツがいるんです!表面上のボリュームだけでなく、奥にもびっしりとお寿司が詰まっています。奥から一つ一つ丁寧に陳列していかないと、全然お寿司が置けない売場になってしまいます。また、地面に水平に積んでいかないと崩れる危険性がありますので、これもまた難しいのです。
上の画像はボリューム感をわかってもらうために、斜め横から撮っていますが、正面から見た様子はこんな感じ。
当店でよく売れるのは、やはり海苔巻寿司・玉子巻寿司の二大巨頭ですね。その次に来るのは、ジャンボ稲荷寿司、サバの姿寿司でしょうか。サバの姿寿司といっても、高知県産のサバと、土佐清水産のサバにこだわった清水サバ姿寿司もあります。昨日のブログで紹介したたけのこ寿司も外すことはできませんね。
この画像の左には、三色巻・鉄火巻などの細巻寿司、海老カツ巻などの中巻寿司があり、右にはどーんとにぎり寿司が並んでいます。自分でブログを書いておきながらいうのもおかしいですが、一体どんだけお寿司を食べるの!?と思っちゃいませんか?この年末年始に使用する寿司飯だけでも半端ない量を用意しないといけません。これが人間の腹の中に入っていくのですから、凄いことですね。
末広のお米は?
嶺北(れいほく)は寒暖の差が激しく、四国の水がめ「早明浦ダム」に代表されるように、豊富な水にも恵まれ、おいしいお米がとれる「米どころ」として有名です。そんな地元の安心・安全なお米を食べて頂きたいという思いから、嶺北の契約農家が作る減農薬のお米「ヒノヒカリ」を100%使用しています。
ヒノヒカリは南海102号とも言われ、コシヒカリと黄金晴の交配によって生まれたお米で、高知県の気候にあい、嶺北の自然と共生して育てられた品種です。全体的に丸みをもった粒は厚みがあり、もっちりとした粘りや甘みが特徴の、冷めてもおいしいお米です。
末広のお酢は?
30年来伝わる、すえひろ屋オリジナルの合せ酢に、嶺北の柚子酢を混ぜ、柚子の香りの効いた爽やかな風味のすし酢を使っています。合せ酢は、塩加減を抑えた甘めの関西風タイプのお酢です。高知県の柚子生産量は、全国の約40%を占め、中でも寒暖の差が激しい嶺北は、香り高い柚子が取れる産地として有名です。
この仕事に就いてから、今まで一度も大晦日に他店のスーパーの売場を見たことがありません。そんな余裕がないというのが正直なところですが、一体他のスーパーはどんな売場を作っているのか気になりますね。特に寿司売場なんか一体どうなっているのか、誰か教えてもらいたいです(笑)他店の売場を見れば、当店との比較ができるのですが、あくまで個人的にこの陳列量は凄いと思っているだけですので、あしからず。
今年初めて近隣のスーパーの午後の売場を売場を見ましたが、高知市内のスーパーの午前中の売場を見てみたいと思っていますが、叶わなぬ夢でしょうか。