女性が落ち着いてゆっくりと飲むための皿鉢(さわち)料理とは!?席を立つのはアレを取りに行くときだけ。

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元旦には当店が作った皿鉢を食べるのが、毎年の習慣となっています。通販のすえひろ屋では、価格帯の異なるものを三種類ご用意しておりますが、当店での受け取りまたは嶺北地域および一部高知市内への配達する皿鉢は、全部で四種類ご用意しております。

11,000円(税別)のものを三種類と、特上組み込みである16,000円のものを一種類ご用意しております。上の画像の皿鉢は、特上組み込み「初春」という皿鉢です。同じ11,000円の価格帯の皿鉢でも、内容が異なっておりますので、中身を確認していただいてお好きな料理が入っているものを選ばれています。

メインの姿寿司は、サバでしょ!と言う方もいれば、カマスの方があっさりしていう方もいたり、メインの具材はカニ、海老があったりします。果物はいちごがいい。いややっぱりメロンがいいとお子様の好みに合わせることも。高知県ならではの食文化かもしれませんが、羊羹の内容で選ぶこともあるかもしれません。

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上の「初春」の皿鉢には、当店手作りの栗羊羹が入っています。あっさりした甘みの小豆羊羹に栗をふんだんに使った羊羹はなんとも豪華で、最後の締めには甘いものが欲しくなりますね。

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更には私の好きな昆布巻寿司が入っていましたので、真っ先に手を伸ばしました。おぼろ昆布で巻く昆布のお寿司はよく見かけることはあるかと思います。そのお寿司は磯巻寿司と呼ばれております。しかしこちらのお寿司は、厚みのある昆布をふんだんにつかって、海苔のように巻いています。酢加減がちょうどよくて、個人的には大好きお寿司の一つです。

皿鉢(さわち)とは?

皿鉢とは、口径36センチくらい以上の浅い大皿いっぱいに、これでもかというくらい料理を盛り込んだのが、皿鉢料理です。皿鉢料理のことを組み物と呼びますが、お寿司が入ったものを組み込みと呼びます。和え物・揚げ物・煮物・練り物・焼き物などのお惣菜だけが入ったものは、組み物と呼びます。

あと、皿鉢料理と聞いて印象的なものは、女性がお酒を飲むための料理であること!高知県の女性は男性に負けるどころか、お酒に強い女性が多いのは、間違いない事実です。そんな県民性ですので、男性だけは料理を囲んで飲み、女性がそのお世話をするということにはなりません。そこで、女性が何度も席を立ったりしなくてもいいように、ゆっくりお酒を飲めるように、こんな大皿の料理ができたというエピソードは今でも忘れることができません。

実際に家族で皿鉢を囲んで宴会をしていると、お皿とお箸にグラスなどは席にありますので、ほとんど席を立つ必要がありません。女性も男性から「あれ取って。」「料理もって来て。」と言われることがほとんどありませんので、お酒を飲むことに専念できます。画像には写ってないですが、鍋料理もテーブルの上にありまして、ちょっと別のお皿が欲しかったのですが、それを訴えても反応すらしてくれませんでした(涙)仕方なく自分でお皿を取りに行きましたけど・・・

高知の女性が進んで席を立つのは、なくなった「お酒」を取りにいくぐらいのものですよ(笑)この日もビールにワインに日本酒に色んなお酒を飲みましたが、その時は気持ちがいいぐらい素早く動きます。皆さんのご家庭ではいかがでしょうか?

年末から忙しいにも関わらず、ずーっと飲んでおり、疲労感は残ったままで今日も飲めるろうかと思いますが、飲めちゃうのがビックリしますね。正月三が日は心置きなく飲むことにしています。

 

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