久礼大正町市場に来たら、ここに寄らないわけにはいかないお店とは!?
今が旬のメジカの新子と鰹のタタキで昼食を済ませた後は、どうしてももう一軒寄らないといけないお店があります。すでにお腹いっぱいだったのですが、つるっと食べられるものでしたら大丈夫でしょう。
【高知屋】
住所: 〒789-1301 高知県高岡郡中土佐町久礼6543−2
電話:0889-52-3399
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
当社の通販でもよく販売させていただく、高知屋さんのところてんです。過去のブログは下記よりチェックしてください。
7月の土佐の旬のうまいもん頒布会は、さっぱりとした高知屋さんのところてんが入っています。
瀬戸内産天草100%使用、添加物なしの『ところ天』です。天草を干すところから始まり、ところてんになるまでの一連の作業工程の全てを手造りにこだわる『ところ天』です。中土佐町の、高知屋さんのところてんは、何より食感がしっかりしているのが特徴的です。ところてんはつるっとした印象があると思いますが、こちらのところてんはむしろザラっとした喉越しを感じることができます。
高知のところてんの特徴は、なんといってもかつおだしで食べることですね。多くのところてんは三杯酢やポン酢で食べますが、風味豊かなかつおだしで食べるのは、鰹をよく食べる高知県ならではの風習かもしれませんね。一番上の画像を見ておわかりいただけるように、生姜がもちろん入っているのですが、この時期ならではのぶしゅかんの皮をすりおろしたものが入っており、季節感を感じることができます。
ぶしゅかん(仏手柑)とは?
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酢ミカンの一種。ユズやミカンの仲間で、高知ではぶしゅかんと呼ばれています。一説によると仏像の御手にのっている「宝珠」に似ていることから“仏手柑=ぶしゅかん”と呼ばれるようになったようです。高知では美味しい魚に欠かせない存在で、地元の人からは「酢の王様」として愛されています。見た目は徳島県特産のすだちにもよく似ていますが、すだちより酸味が強く、フルーティでまろやかな酸味です。
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ダシも飲み干して、お店のおばあちゃんに「いつもお世話になっております。」とご挨拶をして、お店を後にしました。しばらくお腹いっぱいだったのは言うまでもありません。ぜひ久礼大正町市場に行った際には、寄ってもらいたいスポットです。