焼きそばはあえて食べない。蒜山(ひるぜん)、出雲で日本そばを堪能。
親父が6月に退職したので、その慰労旅行を家族で行ってきました。親父の退職慰労旅行といえど、我々の旅行は、観光がメインではなくて、美味しいものを食べ歩くのが中心となります。今回は、岡山県の蒜山高原、鳥取県の大山、島根県の出雲大社など山陰方面に行くことにしました。
まずは上の画像に写っているように、蒜山にておそばを食べることに。
【味覚工房&茶房 そばの館】
住所: 〒717-0612 岡山県真庭市蒜山上徳山1375−1
電話:0867-66-7101
営業時間 :10:30~16:00
定休日:不定休
道の駅「風の家」に休憩で寄ると、目の前におそば屋さんがありましたので、ついつい足が伸びてしまいました。蒜山(ひるぜん)と言えば、B級グルメの蒜山焼きそばが有名ですが、あえて日本そばを選択しました。というのは冗談で、このあとに蒜山の名物「蒜山焼きそば」を食べるつもりでいたのですが、行きたいお店が定休日であったり、気がつくと時間がなかったりと断念せざるを得ませんでした。次回、蒜山に行く機会があれば絶対食べたいですね!
さて、今回はおろしそばを食べることに。実は蒜山は日本そばの名産のようです。石臼挽き、手打ちによる蒜山そばの名店が続々誕生し、香りと風味が生きるコシのあるそばは、挽きたてのうま味格別。地元の代表ブランドとして注目を集めているとか。大根の辛みとマッチし、美味しいおそばでした。
おそばと言えば、もう一軒。蒜山からだいぶ距離がありますが、日本そば関連で今度は出雲そばもしっかりと食べて来ました。
【羽根屋 本店】
住所: 〒693-0001 島根県出雲市今市町本町549
電話:0853-21-0058
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00
定休日:1月1日
下調べも何もなく、ネットで検索して思わず飛び込んだお店です。「羽根屋は、出雲そばの中でも「献上そば」という伝統を重んじ守り抜く本格的な手打ちそばの店です。」という説明書が、お店を選択するきっかけになったかもしれません。
こちらのお店では、「釜揚げそば」という珍しいおそばを注文しました。釜揚げしたばかりの熱いおそばを食べる機会を早々ありませんので、興味を引かれましたね。釜揚げうどんはよく食べますが、一体どのように食べるのでしょうか?
この上の画像を見る限りは、ざるそばを食べるように別の器に入ったそばだしに浸けて食べる感じがするかもしませんが、そうではありません。このそばが入った大きな器にネギなどの薬味を入れ、そばだしをかけて食べます。わかりやすくいえば、ぶっかけうどんのような食べ方です。そば本来の味を楽しめる、そんな美味しいおそばでした。山陰グルメ旅行記はもうしばらく続きますので、お付き合いください。