昼間にそんなに飲めません。幻の芋「翠王(すいおう」を使った焼酎を飲んでみた。

 

翠王

さて、前回の高知県宿毛市での産地見学の続きです。直七の搾汁工場と畑を後にしたお次は、芋焼酎の原料となるさつまいもの畑に向かいました。実は「翠王(すいおう)」というさつまいもの品種はちょっと変わったさつまいもなのです。

翠王(すいおう)とは?

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高知県西部の街「宿毛市(すくもし)」で栽培された新種のサツマイモ「翠王(すいおう)」は、茎や葉も食べることができ、鉄分やカルシウム、食物繊維など、さまざまな栄養成分が豊富なことで知られています。

「茎葉が食べられるサツマイモをなんとか作れないものか」と、農研機構九州沖縄農業研究センターで研究を重ねて誕生したのが「すいおう」(緑の王様の意)です。

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翠王

確か左側が翠王の茎で、右側がよく芋焼酎で使われる「黄金千貫(こがねせんがん)」の茎です。黄金千貫の茎と翠王の茎を実際に食べ比べてみましたが、美味しく食べれるのは翠王の方でした。栄養化にも優れているようで、上手く茎や葉を利用できないかと考えられているようです。

翠王

翠王を実際に持ってもらいましたが、それはそれは大きなさつまいもです。人間の顔ぐらいのサイズがある大きさですので、まさしく焼酎作りには向いているさつまいもかもしれません。

翠王

畑を後にした次は、お待ちかねの試飲タイムです。この日は運転手がいましたので、遠慮なく試飲することができます(笑)せっかくの機会ですので、「すくも酒造」さんで製造されている各ラインナップを飲み比べすることができました。左から三本は黄金千貫のさつまいもを使った焼酎で、白麹・黒麹など麹による違いです。

幻の芋と呼ばれる翠王は、さつまいも甘みを感じながらスッキリと飲める美味しい焼酎です。さすがに試飲ですので、ガブガブ飲むわけにはいきません。しかも試飲は常温のストレートで飲みますので、少量といえどすぐ酔っぱらうのです。美味しい焼酎というのが改めて確認できましたので、当社の通販でも積極的に販売したいですね。

やっぱり昼間に飲む酒は効きますねー。帰りの車では寝てしまったのは言うまでもありません。

 

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