一等米のお味とは!?農薬を使わずに有機堆肥で育てた山田錦で作った源流酒をさっそく飲んでみました。
毎年12月10日頃に、当社のオリジナル日本酒である「源流酒」が出来上がります。今年もちょうど12月10日に出来上がり、入荷されましたのでその日の夜はさっそく飲んでみることにしました。この日は日本酒に合う料理ということで、寒かったということもありお鍋に合わせてみることにしました。
源流酒とは?
四国三郎の異名を持ち、四国四県を網羅するその水系は流域の生命線として多大なる恩恵を与えている大河、吉野川。当社すえひろ屋のある土佐町は、この吉野川の上流に位置します。源流酒は、すえひろおんちゃんこと当社の相談役「山下修」が農薬を使わずに、有機堆肥で育てた酒造好適米の山田錦を徳島県の蔵元「芳水酒造」さんに作ってもらったお酒です。吉野川上流でお米を作り、その下流でお酒を作ってもらう吉野川が結んでくれたご縁です。そういった意味もあり、源流酒と名づ付けられました。
源流酒は、精米歩合70%の純米酒の無濾過生原酒です。フレッシュさが口の中に満ち溢れ、非常に飲みやすく、原酒の飲みごたえも残しております。生原酒ですので、アルコール度数が17~18度と高めとなっています。アルコール度数が高いので、飲み過ぎにはご注意ください。
つい先日のブログにも書きましたが、例年と違うことが一つ・・・
今年の酒米は一等米に評価されたことです!ということですので、飲む前から期待が膨らみます。一等米になると味の違いはわかるでしょうか。
特に意味はないですが、竜馬のおちょこで飲んでみることにしました。実際に飲んでみると、一番の特徴は出来たてのフレッシュ感にあふれた味わいであることです。飲みやすい甘みですので、アルコール度数17℃〜18℃とちょい高めですが、女性が好む甘みとなっています。吟醸酒ではなく、精米歩合70%のただの純米酒ですのですが、かすかに吟醸香のようなフルーティーな香りを感じることができます。
残念ながら実際に飲んでみても、昨年との違いがよくわからなかったのが正直なところです(汗)かすかな記憶をたどっての飲み比べですので、その日の体調や気温によっても味の感じ方が違うでしょうから。フルーティーでフレッシュさいっぱいの源流酒は、今年も美味しくできたのは間違いありません。出来立ては、まだ味が落ち着いていない感じも受けますが、年末にはちょうどいい具合になっていくのが毎年のことです。出来立てとちょっと経ってからの違いを味わってみるのもいいですね。
源流酒の酒米である山田錦を作っているのは、すえひろおんちゃんこと弊社相談役です。すえひろおんちゃんは、今年も美味しいお酒が出来たのがよほど嬉しかったようで、ついつい飲み過ぎてしまったようです。で、夜中に気持ち悪くなって目が覚めたとか・・・(汗)気持ちはわからんでもないですが、やはり飲み過ぎには気をつけてください。何度もいいますが、アルコール度数17℃〜18℃と通常の日本酒より2℃ほど高いですので、お気をつけ下さい。