泉利昆布海産さんのおぼろ昆布手削り実演販売は滅多に見ることができません。

先日、末広ショッピングセンター本店におきまして、泉利昆布海産さんによるおぼろ昆布の手削り実演販売が行われました。

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泉利昆布海産さんの社長さんには、以前より当店でもできないかとお願いしておりました。高知県外では実施されているようですが、高知県内ではあまりやられていないを無理を言ってやっていただきました。販売している我々もそうですが、おぼろ昆布ととろろ昆布の違いを知らなかったり、おぼろ昆布がどのように作られているのかを知る、いい機会と思っています。

上の画像はスーパーのメイン通路に手削り専用の作業場を用意して頂きました。まさか、その作業場の上に人が乗ってるとは思わなかったので、初めて売場に出た時はビックリしました(汗)だって後ろでは日用雑貨などがあるのに、その前で人が座っているわけですから。今までで見たことない光景でした。

まずは削る刃物の先を研ぎ、曲面にしてから削るそうです。

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簡単にやられているように見えますが、この手削りの職人さんと認めてもらうのに3年はかかるとか・・・それは大変な技術です。右足で昆布を押さえ、刃物でなぞるように薄く表面を削り、おぼろ昆布にしていきます。

ちなみにおぼろ昆布とは?

昆布についたアカや砂をのけて、酢酸溶液に浸してやわらかくします。次に昆布を幅広く、極々薄く0.5mm以下に削っていきます。その昆布を職人さんが丁寧に、手すきで一枚一枚昆布の面を削り上げるのがおぼろ昆布です。

では、とろろ昆布とは、昆布の塊を縦にして機械で薄く削っていくのが、とろろ昆布です。ですので、手で削るおぼろ昆布が高価になるのはお分かり頂けるでしょうか?しかもおぼろ昆布は昆布の表面を削るので、デコボコしていると削りにくいため、平らないい昆布を使っているそうです。泉利昆布海産さんのおぼろ昆布は、北海道産の最上級品と言われる真昆布を使用しています。

 

そんな前知識があると、価値が上がり、なんか食べとかないといけない気持ちになりませんか?(笑)

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間近で見させてもらいましたが、思わずつまみ食いしそうになりましたが、グッとこらえ、用意されていた試食を頂きました。口の中にいれるとほどけるような食感がなんとも言えず、酢で浸けていますので、かすかな酸味が食欲をそそります。かけうどんなどに豪快に入れてたくなりますね。

 

おぼろ昆布と一緒に、こんな商品も販売されていました。

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おぼろ昆布で作った佃煮「サラちゃん」という商品です。こちらも北海道産真昆布を使用しています。おぼろ昆布を佃煮にするなんて、初めて聞きました。先日新聞の記事にでも出ていましたが、
全国水産加工たべもの展で、泉利昆布海産(高知市)のおぼろ昆布のつくだ煮「サラちゃん」が水産庁長官賞に選ばれたのです。

ということで、私もあったかごはんにかけて、サラちゃんを食べてみました。

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黒おぼろをサラエというようです。そのサラエからサラちゃんと名付けたとか。

ツヤツヤの白ご飯にサラちゃんが冴えます。

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通常の佃煮に比べて、粘りがあるように感じました。ちょっと甘みも感じ、ついついご飯を食べ過ぎてしまいます。糖質制限をしている方には、辛い食べ物かもしれません(笑)私も過去に糖質制限ダイエットをしていましたが、断念してから、更に糖質を欲するようになったのはここだけの話です。

 

 

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