写真家が集う、土佐町中島地区で行われる夏のお祭りとは?

中島観音堂

毎年、7月最後の土曜日に行われるお祭りがあります。土佐町中島地区で行われる「中島観音様夏の大祭」です。我々は十七夜のお祭りとして親しまれております。毎月17日は観音様の縁日で、特に旧暦8月17日は「十七夜(じゅうしちや)」と呼ばれ、昔から、各地の観音霊場で様々な法要や催しが行われております。

上の画像にある階段を上ると、観音様がご開帳されています。写真で見る以上に、結構急な階段ですので、上り下りに気をつけてください。

中島観音様夏の大祭とは?

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高知県の有形文化財の指定されている、十一面観音立像の厨子が年に一度この時に開帳されます。縁結びの神様としても親しまれ、多数の出店、人出で賑わいます。

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中島観音堂

一番上まで登ると、このような景色が広がります。この赤提灯がなんとも風情があって、思わずカメラを構えずにはいられません。私の画像は、オリンパスOM-D E-M10にM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8の単焦点レンズを装着したものですが、十分に綺麗に撮ることができました。単焦点レンズですので、ズームなどはできませんが、ピントと構図さえ合わせれば、このような写真が撮ることができます。

中島観音堂

夏祭りにはやはり盆踊りですね。私の子供達も地域の子供会の法被を着て参加しました。ロクに練習していないのにもかかわらず、すぐに踊ることができるのは、頭が柔軟なのかもしれませんね。

中島観音堂

こちらはiPhoneで撮ったものですが、高知県ならではの催しかもしれません。私もこの文化に慣れてきましたが、夏祭りの際には一緒に相撲大会が行われるのです。小学校にもほぼ必ずと言っていいほど、土俵が設置されています。私は香川県高松市の小学校で過ごしましたが、相撲部以外の子供たちはまず相撲を取ることはありませんでした。しかしながら、高知県に来ると相撲が文化の一つとなっていますので、幼い時から相撲に触れることが多いのでしょう。

上の画像は、小学生の男の子と女の子が対決していますが、男女関係なく女性まで相撲を取ることがおわかりいただけるかと思います。裸になってまわしを締めることにも全く抵抗感がないように感じます。大相撲を見ていると、高知県出身の力士が多いのも納得ですね。

毎年、座る場所がなくて早々に家に帰っていましたが、今年は勉強してイスを持っていくことにしました。座って落ち着いてお祭りを楽しめることができ、ついつい飲み過ぎてしまいました・・・

私はミラーレスのデジカメで撮影しましたが本格的な一眼レフを持って、しかも望遠レンズで撮影している人もよく見かけます。風景に興味のある写真家の方がいらっしゃいましたら、一度土佐町中島地区までお越しになりませんか?

 

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