安芸市・岡宗農園さんにお邪魔してきました
ハウスでたわわに実っちゅう、小夏
先日、安芸市・岡宗農園さんを訪ねてきました。
メリーガーデンさんというたほうがピンとくるかたもいらっしゃるかもしれません。
小夏には、さまざまな品種があるのをご存じですか?
もともとは1820年頃宮崎県で発見され「日向夏蜜柑」と命名され、直後に高知に導入。
高知にきてから在来種として定着し、そこから突然変異で誕生したのが「宿毛小夏」「西内小夏」「室戸小夏」など。
どの品種を、ハウスか露地で育てるか、生産者さんによってさまざまです。
「宿毛小夏」は、酸抜けが特に早い早生品種で、収穫してすぐ食べても甘いです。
一方「西内小夏」は、やや大きめで酸味の強さが特徴。1ヶ月ほど寝かすと、酸味が落ち着いてきます。
甘い小夏が好きなかたは「宿毛小夏」、酸味も感じたいかたは「西内小夏」がおすすめです。
岡宗農園さんでは、宿毛小夏と西内小夏を、それぞれハウスでも露地でも栽培されています。
見せていただいた、ハウス・西内小夏は、収穫の真っ最中でした。
植えて10数年の木々は、若くて勢いがあり、小夏がたくさん実ってました。1玉1玉も大きいです。
ハウス小夏は、皮がふっくらふわっとしている分、大きく見えるとのこと。
ハウスで収穫したてをいただきましたが、内皮がとてもやわらかく、さわやかな小夏でした。
岡宗農園さんのハウス小夏は、交配は特にせず、自然にまかせて実がつきます。
そのため、種が入りにくく、種は少なめとのこと。
写真は青果担当:和田と、生産者:岡宗さん。
あと、伺ってびっくりしたのは、内皮に茶色いところ(ホウ素欠乏)がある小夏を、目視にて選別していること。
内皮の茶色いところは、下の写真参照。
これがあっても、味には全く影響はないのですが、目視にてわかった場合は、取り除き、どんなに見た目がきれいでも
ギフト用にはしないとのことです。
すえひろ屋では、4月下旬より岡宗農園さんの小夏を販売予定です。出荷開始はGW明けの予定です。
ぜひ楽しみにしていてくださいね。
本日の担当、北村でした。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。