文旦の生産者さんに会いに行ってきました【土佐市編】
毎年文旦でお世話になっている、土佐市・岡田さんに会いにいってきました!
文旦の花も、ちょっとだけ残っており、見ることができました。
いつもはGW明け頃に受粉の作業をするところ、今年は花の開花がはやくGW中に受粉作業をおこなったとのこと。
文旦の受粉には、小夏の花粉を用います。
岡田さんの文旦山では、あちらこちらに小夏の木が。
家の近くにも小夏の木があって、早く開花させるために、春先にはビニールをかけて、加温。
ハウスで栽培しているような状態にするとのこと!
摘み取った花は専用の機械で花粉だけ分けた後、赤色に着色。
綿毛のようなふわふわブラシで文旦に「ちょん!」とつけていくのだそうです。
上の写真は、花が終わって、緑の小さい文旦の実がなり始めているところです。
実の先が、赤っぽいものと白っぽいものがあるの、わかりますか?
赤っぽいほうが、人の手で受粉させたもの。花粉が赤いので、受粉したあとも赤っぽいです。
白っぽいものは、人の手で受粉してないもの。
花が咲いているひとかたまりに、受粉させる花は3つほど。
どの花を受粉させたのか、一目瞭然です!
このあと、文旦の樹が自然に実を落としたり、人の手で摘果したりして
現在の実から7割ほどに減らしていくそうです。
あんなに大きな文旦も、こんな小さな実からどんどん大きくなっていくんですね!!
今回もいろいろ発見の連続でした!
本日の担当、北村でした。
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