文旦の生産者さんに会いに行ってきました【いの町編】
露地文旦の生産者さんに、お会いしてきました。
今回訪ねたのは、いの町花昌(はなしょう)農園さん。
文旦山を訪ねるのは、数年ぶりで…坂道をひいひい言いながら登りました。
(翌日若干筋肉痛…)
今年の文旦は、色づき具合が例年より早く、うっすら黄色に色づいている文旦もありました。
10月下旬でここまで色づいているのは、初めてのことかも…と。
去年のクリスマス頃の大雪について伺うと、積雪により文旦の木が折れたり、倒れたり…
倒れた木は、まだ生きていたので、ロープでひっぱって、もとの位置にもどして、
今年も文旦の実をつけてくれたとのことです。
でもやっぱり、ほかの木に比べると、実のなり具合が少ないとのこと。
花昌農園さんの文旦山をずんずん登れば、眼下に仁淀川が!
いまの状態の文旦をたべさせてもらいました。
花昌農園さんは「いまの時期の文旦らぁ食べたことないけど、どんな味やろうね」
その場にいる全員、はじめての試食。
皮をむいているときは、文旦の香りがひろがり「文旦やね~」と話したことでした。
いざ食べてみると…
水分がまだ足りない、酸っぱい、そしてあとから苦み…
文旦はいまからどんどんおいしくなる、伸びしろがたくさんある、と感じた瞬間でした。
花昌農園さんでは、12月後半、色づいてきた文旦から収穫を開始。
文旦の木と木の間や、坂道の踊り場のようば場所に「ネヤ(ムロ)」と呼ばれる文旦を寝かす場所を作ります。
くいをうって、板で囲んで、地面の上にわらをしいて、文旦をいれて
ビニールをかけ、むしろ(こも・ござのようなもの)をかけ、網をはり(サル除け)
出荷まで約1か月寝かせます。
これをすることによって、甘みが出てくるそうです。
収穫は肉体的に、注文受注は頭を使うき、その2つが最も大変とおっしゃってました。
文旦山のなかに、3本みかんの木があり、これはみんなのおやつといってました。
それと小夏の木もあり、その小夏から花粉をとり、文旦に受粉させているとのことです。
やっぱり、生産者さんを訪ねるといろいろ知らないことが次々と出てきます。
訪ねるって大切です。
本日の担当、北村でした。
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