その日に取れた、新鮮な室戸のトコブシ(ながれこ)を刺身で、バター焼きで頂きました。

室戸のトコブシ(ながれこ)を頂きもので、食べる機会がありましたので、その話を。

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その日の朝取ってきたばっかりのトコブシを知り合いより、頂きました。私の手元に受取った時にはまだ生きており、画像では全く伝わらないですが、どのトコブシも動いておりました。

トコブシとは?

あわびと同じ仲間で北海道の南部から九州の北側の方面の浅瀬の海に棲んでいます。姿かたちもあわびとほとんど変らないのですが、大きさはあわびの子供くらいに小さく、あわびの子供と間違ってしまうかもしれません。とこぶしには別名があり、移動速度が流れているかのように速いので「ナガレコ」とも呼ばれています。高知県人には、とこぶしよりながれこと言ったほうが馴染みがあるかもしれません。

漁は素潜りの手作業で取っているため、大変貴重な食べ物です。漁期は4月〜9月ですが、特に美味しい時期は6月〜8月のようで、室戸で取れるとこぶしは美味として知られています。海洋深層水で知られる室戸の海岸はゴツゴツとした岩肌が多く、太平洋の荒波が打ち寄せています。海流の流れも速いので美味しい魚介類が取れる非常によい漁場です。

新鮮なトコブシは、その日のうちであれば刺身で食べても美味しい!ということなので、そのように食べてみました。

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あわびのようにコリコリして、いやーこれは美味しいものです。個人的にあまり貝は好きではないので、より好んで食べませんが、こんな新鮮なものでしたら、いつでも食べたいですね(笑)

あとは、ホットプレートの上で、バター焼きにして食べました。

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一つ注意してもらった方がいいのは、加熱すると汚物が溜まるところ?というか、黒いところが破裂してパンパンと飛び跳ねますので、気をつけて焼いた方がいいですね。私の焼き方が悪かったのかたもしれませんが・・・(汗)

バター焼きにするとまた味が変わって更に美味しく頂きました。何度も言うようですが、普段は貝類はあまり好んで食べませんが、このトコブシなら何個でも食べることができます。我が娘も美味しいと思ったようで、自分のお皿には何個もこのバター焼きのトコブシを確保していたのは驚きです(笑)

刺身、バター焼き以外にも煮付けにしたり、色んな美味しい食べ方があるようです。この夏はバーベキューで炭火で焼いてもいいかもしれません。これまた何度もいうようですが、加熱する時にはパンパン飛び跳ねる可能性がありますので、十分お気をつけ下さい。

こんな新鮮な貝類を当社も高知県外のお客様に、通販したいですね。けど、山の中ですので、ここに来るまで鮮度が落ちてしまうので、なんかいい方法がないでしょうか。高知県の美味しいもの・旬のもの・地元のものをもっと知ってもらいたいですから。

こんな美味しいものは、いつでも頂き物として受け付けておりますので、遠慮なくお持ち下さいませ(笑)

 

 

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