【後編】日本バーベキュー協会認定「初級BBQインストラクター検定」を受けてみた。
さて、前回の続きとなります。前編については、下記ブログ記事よりご覧ください。
【前編】日本バーベキュー協会認定「初級BBQインストラクター検定」を受けてみた。
ステーキが焼け、我々が試食している間に別のものが焼き上がっていました。こちらは鶏肉のムネ肉を焼いたものですが、前もってホエー(乳清)に漬けたものを、スプリットツーゾンファイヤーで焼きました。またまた新しい言葉が出て来ましたね。
ツーゾーンファイヤーとは?
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両サイドに炭を敷き詰める加熱ゾーンと、真ん中に炭を一切置かない弱火(保温)ゾーンを設ける方法です。
炭火は「遠赤外線」という熱線を出しており、この遠赤外線は炎と違い、食材の表面を焦がさずに中まで熱を通せるという性質を持っています。弱火ゾーンを上手く使うことで、焦げやすい食材でも上手に中まで火を通すことが出来るので、様々な食材やレシピを扱えます。これはガスグリルでは行えない、炭火BBQならではの特長だといえます。(日本バーベキュー協会のホームページより引用)
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ボーリングでピンが両端に分かれるように見えることから、スプリットツーゾンファイヤーと呼ばれているようです。火を通せば固くなる鶏のムネ肉でも、ぷるんぷるんと食感でモイスチャー感がある表現するんだとか(笑)色んな言葉が出て来ますので、おんちゃんは付いていくのに必死ですね。更には鶏のモモ肉には、スパイスが効きにくいので、レモンを下味に入れるといいとおっしゃっていました。
バーベキューの醍醐味と言えば、一番上の画像にあるような、串に刺さった状態のものですね。あんなに大きなズッキーニを食べたのは初めてかもしれません。
こんな記念撮影をしたりするのも、スマートバーベキューの楽しみの一つだとか。この瞬間が参加された皆さんが一番イキイキされていたのような気がします。普段持ったことのないものを手にすると思わず笑顔になりますね。
バーベキュー検定の実践編もいよいよ終盤に差し掛かり、お肉だけでなく、美味しく野菜も焼き方も教えてもらいました。ピーマンはわざわざカットする必要も、種を取り除く必要もありません。乾燥させないようにオルーブオイルを塗るのがポイントだそうです。
私の中で一番の驚きはこの椎茸です。実は私の嫌いなものの一つに椎茸があります。菌茸類全般が苦手なのですが、食べれないことはありません。エノキやぶなしめじなど傘が小さいほど食べ易いですが、椎茸や松茸などの傘が大きくなるにつれて苦手になってきます。食べれないことがないですが、無理して食べようと思わない食材の一つで、普段はできるだけ避けています。
この日も無理して食べなくてもいいかなと思っていましたが、周りの参加者が何人も「おいしい!美味しい!」と言うので、食を扱っているスーパーの人間が食べんわけにいかんという思いにかられ食べてみることにしました。美味しく食べるポイントは、上の画像を見てのように、柄を取り除いてから塩を振ります。岩塩のような粒が大きな塩が適しているようです。しばらくすると熱で塩が溶け、椎茸の表面に水滴がつきはじめます。トングで椎茸を触ってみて、柔らかくなったこのタイミングが美味しく食べる時です。
何度も言いますが、私は椎茸の味が苦手です。あの何とも言えない風味や後味に抵抗感があります。が、このしいたけを食べると、生まれて初めて美味しい!と思ったかもしれません。しいたけが苦手な私が美味しいというぐらいですから、普段から食べている方に取ったら、更に格別な味だったことでしょう。年齢を重ねると味覚が変わって来てるのかしれませんが、この食べ方ならまた食べたいと思います。
バーベキューの実践も終わり、このあとは10分間の筆記検定試験です。無事受かっているといいですが、約1ヶ月後に合否がわかるとか。合格していた場合には、またこのブログで報告させてもらいます。不合格の時は、なにも触れませんのでご了承ください(笑)
そんなことで無事、日本バーベキュー協会認定「初級BBQインストラクター検定」を終えたわけですが、もし皆さんのお近くの地域で、バーベキュー検定が開催される時があればぜひ参加してみてくださいね。楽しいですよ。