土佐嶺北(れいほく)地域はお酒の宝庫?危険すぎる白い飲み物とは!?
少し前の話になりますが、12月19日(土)フォラーム末広におきまして「日本酒を愉しむ会」が開催されました。実はこの「日本酒を愉しむ会」は高知県の嶺北地域には、世の中にはあまり知られてないですが、いいお酒がたくさんあるということで、各地域の各種類のお酒を飲み比べしようということになった企画です。
ただ飲み比べするだけは、味の違いはわかっても、お酒をつくる際のご苦労やエピソードまでは伝わりませんので、実際に生産者にもお越しいただき、ご説明していただける時間を用意しました。もちろん、当社も「源流酒(げんりゅうしゅ)」の酒米を作っている、当社相談役の山下修も参加し、ご説明させていただきました。
源流酒(げんりゅうしゅ)とは?
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四国三郎の異名を持ち、四国四県を網羅するその水系は流域の生命線として多大なる恩恵を与えている大河、吉野川。当社すえひろ屋のある土佐町は、この吉野川の上流に位置します。源流酒は、すえひろおんちゃんこと当社の相談役「山下修」が農薬を使わずに、有機堆肥で育てた酒造好適米の山田錦を徳島県の蔵元「芳水酒造」さんに作ってもらったお酒です。吉野川上流でお米を作り、その下流でお酒を作ってもらう吉野川が結んでくれたご縁です。そういった意味もあり、源流酒と名づ付けられました。
源流酒は、精米歩合70%の純米酒の無濾過生原酒です。フレッシュさが口の中に満ち溢れ、非常に飲みやすく、原酒の飲みごたえも残しております。生原酒ですので、アルコール度数が17~18度と高めとなっています。アルコール度数が高いので、飲み過ぎにはご注意ください。
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源流酒以外のお酒を紹介させていただきますと、
・土佐町 桂月蔵出し原酒(日本酒)
・本山町 天空の郷 白米仕込・玄米仕込(米焼酎)
・本山町 山の雫(どぶろく)
・本山町 ピッコロ(どぶろく)
・大豊町 輝(どぶろく)
が今回揃いました。しかし、こう振り返ってみると、どれもアルコール度数のきついものばっかりですね。だいたい通常の宴会ですと、まずはビールを飲んでからになりますが、この会はいきなり日本酒からのスタートとなり、しかもアルコール度数が高いので、あっという間に酔っ払いました。このままではやばいと思って、途中からは水を飲みながらの飲み比べとなりました(汗)なかでも白いお酒のどぶろくは、特にアルコール度数が高く感じます。
しかも、ただ各お酒を飲み比べするわけではなりません。いずれもアルコール度数が高いので、どぶろくをカクテルで飲むそんな提案もあったりします。トマトジュースとの飲み方であったり、なんとヨーグルトベースのカクテルまであったりします。普通に飲むだけでは飽きて来ますので、こういった飲み方があると楽しくなってきますね。完全に酔っぱらうことは間違いありませんが・・・
日本酒に合うような料理をご用意させていただきました。土佐ジローのすき焼きに、
田舎寿司。
当店の手作り羊羹などなど。土佐ジローのすき焼きは後日改めて詳しい記事にしたいと思います。日本酒も本来であれば一つ一つ紹介したいところですが、数があり過ぎますので、ご了承ください。中には賞を取った美味しいお酒もあり、ほんとに楽しい会となりました。また来年も開催したいところではありますが、今回は年末の忙しい時期に開催してしまったので、開催時期は検討する必要がありますね。
どれも美味しいお酒なのは間違いありません。繰り返しになりますが、どれもアルコール度数が高いので、飲み比べではなくて、ぜひ一つずつお酒を味わってもらいたいです。