ついに発売!桂月を手がける土佐酒造さんに純米大吟醸「山(やま)」を作っていただきました。
待ちに待った日本酒がついに出来上がりました。
その名も純米大吟醸「山(やま)」です。
山(やま)には色んな意味が含まれています。
●山下修のやま
●自然にかこまれた嶺北のやま
●山でつくったお酒のやま
自分でつくった米で、うまいお酒をつくりたい。嶺北の酒蔵でお酒をつくりたい。そんな夢をいただいて数十年。桂月で有名な土佐酒造さんに、お酒をつくってもらうことになり、弊社相談役「山下修」ことすえひろ屋おんちゃんは感激です。
ようやくお酒が完成しました。農薬や化学肥料を使わずに、環境を整えてきた田んぼで大切に育てた山田錦。昨年は、秋の長雨に悩まされ、納得のいく酒米とは少しちがっていましたが、どうしてもうまい酒をつくりたい…、その熱い思いから、通常1回の選米を3回も行い、えい酒米だけをつかいました。精米具合は50%。特別純米大吟醸です。うまい酒ができるとされる一番寒い時期に、仕込んでもらいました。
弊社相談役「山下修」ことすえひろ屋おんちゃんからのメッセージがありますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
────── ◆ ──────
私も酒米をつくり始めて10年目を迎えることができました。米づくりは毎年一年生といわれるくらい一筋縄ではいきません。なぜなら毎年、雨の降り方が変わります。夏の高温が続くと、白濁した米が多くなり、酒米に適さなくなります。秋雨が続くと、稲穂が発芽してこれもダメ。自然との智恵くらべ観察眼が試されます。
昨年の酒米は、秋の長雨で発芽米が多く、私としては決してよい酒米ではありませんでした。しかし、今年から同じ土佐町にある土佐酒造さんでお酒をつくることになっており、よいお酒をつくりたいと思い、通常1回行う選米(よい米をよりわける作業)を、3回も行いました。厳しく選別し、1/4ほどお米を除きました。
納得のいく酒米のみで、うまい酒ができるとされる一番寒い時期にお酒を仕込んでいただきました。土佐酒造・松本社長さんも気合いを込め、精米歩合50%にして特別純米大吟醸酒つくってくださいました。精米歩合というのは、そのお米がどのくらい削られているかを表しています。米の中心部を使うことで雑味のないお酒をつくりだすことができるといわれています。
こだわったかいもあり、フルーティで旨口のお酒ができました。洋食にも合います。ぜひ今年のおんちゃん酒「山」を味わってください。
────── ◆ ──────
実は以前まで「源流酒」という名前でお酒を販売しておりました。この源流酒は吉野川のつながりで、徳島県にある芳水酒造さんに作っていただいていました。「源流酒」も非常に美味しいお酒でまた飲みたいお酒ではありますが、どうしても地元の酒蔵に作ってもらいたいというすえひろ屋おんちゃんの願いは消えることはありませんでした。源流酒については、下記をチェックしてみてください。
「源流酒」とは味もアルコール度数も精米歩合も異なりますが、純米大吟醸「山」として新しく発売したものになります。「源流酒」は毎年年末に発売していたものですから、「今年はないの?」「いつ発売するの?」などお客様よりご指摘をいただいておりましたのも事実です。色んな歴史を経て出来上がった商品ですので、非常に感慨深いものになります。
さっそく、私も一足先に純米大吟醸「山」を試飲しました。ふくよかな香りに、すっきりとした甘み、キレのある辛口に仕上がっております。美味しいお酒に仕上がっておりますので、是非一度飲んで見て下さい。
実はこの純米大吟醸「山(やま)」のラベルデザインをしていただいたのが、高知をいや日本を代表するデザイナーの梅原真さんです。素晴らしい出会いをいただき、世の中には色んなつながりがあるのだなと、ご縁をいただいた方々に感謝しております。高級感のある素晴らしいデザインで、ちょっと格が上がった気がするは私だけでしょうか。
さっそく、末広ショッピングセンターでは720mlと300mlの2種類を販売しております。720mlは1,980円(税抜き)、300mlは880円(税抜き)で販売しておりますので、ぜひお買い求めください。
通常純米大吟醸と言えば、爽やかな香りと甘みが特徴です。言い換えると甘ったるく感じる時があり、食事と合わないときもありますが、この純米大吟醸「山」はスッキリとした甘みの中に、キリッとした辛口も感じることができますので、食事に合わせても全く問題ございません。