戻り鰹の販売が始まりました!ブログを休んでいる間もしっかりと鰹のタタキを食べていました。
ブログを休んでいる間でも、好物の鰹のタタキをしっかりと食べて、英気を養っていました(笑)こちらは高知市にある「どんこ」という居酒屋さんで食べた鰹の塩タタキです。
【どんこ】
住所: 〒780-0822 高知県高知市はりまや町2丁目1−21
電話:088-875-2424
ネギたっぷりの薬味に、鰹の切り方も長細く切るのが特徴的な塩タタキでした。そのまま食べるのももちろん美味しいですが、ついてある柚子酢をかけて食べると、これまた風味が変わり、美味しいのです。
別のお店ではこんな鰹のタタキを。
私が大好きな「八金〜やがね〜」という居酒屋さんで、過去のブログにも紹介したことがあります。この日は大人数での宴会でしたので、大皿でしたが、一人前用に少なめの鰹のタタキを用意してくれる心遣いが嬉しいですね。
【八金〜やがね〜】
住所: 〒780-0841 高知県高知市帯屋町1丁目2−15 LUCENTUeno 2F
電話:088-824-8895
この日は鰹のタタキの薫製となる、ちょっと一風変わった料理も出ていました。
薫製ならではの独特の香りと、鰹の味が絶妙にマッチ。実は当社も鰹のタタキの薫製を作ろうかなとそんなアイデアが出たこともありますが、薫製を作る時間等を考えると、なかなか商品化には至りませんでした。薫製する機械でもあれば、その課題はクリアできるのですが、当社社員がついて薫製するとなると、現実的ではありません。もうちょっと勉強をしてからですね。
さて、つい先日から戻り鰹のタタキの販売がスタートしました!
戻り鰹とは?
鰹は全世界の熱帯・温帯海域に広く分布します。日本では太平洋側に多く、日本海側では稀です。摂氏19~23度程度の暖かい海を好み、南洋では一年中見られますが、日本近海では春に黒潮にのって北上し、秋には水温の低下に伴い南下してきます。南下してきた鰹は、「戻り鰹」 と呼びます。
戻り鰹は初鰹と違い、エサをたっぷりと食べているので魚体も一段と大きくなり、低い海水温の影響で脂がのっており脂がのって大変美味しく 「トロ鰹」などとも呼ばれています。爽やかでさっぱりとした味わいの初鰹、こってりと濃厚な味わいの戻り鰹、 土佐の鰹はその季節ごとに変わる味が自慢です。秋だからこそ味わえる味の情緒、すえひろ屋の「戻り鰹」を存分にご堪能ください。
現在は冷凍の技術が進み、トロ鰹は年中食べられることができますが、やはり「生」の戻り鰹はこれからの時期にしか食べられません。今年は大雨・台風の影響の影響により、南下が遅れており、鮮度のいい鰹を自信を持ってオススメすることができないため、販売が遅れておりました。また、今年は初鰹自体の北上するのが少なく、そのため戻ってくる鰹も少ないと言われているようです。
そのような状況なため、現在は着日指定でのご注文は受け付けていないですが、鮮度のいいものが入荷したらお送りするという方法を取らさせてもらっています。なかなか少ないとは思いますが、いつ届いてもかまわないという方がいらっしゃったら、ぜひご利用ください。
現在、すえひろ屋おんちゃんの田んぼの稲刈りがスタートしたところです。この田んぼから出る藁は農薬を使わずに、有機堆肥で育てたものです。この貴重な藁はある限りになりますが、通販の鰹をタタキには、基本的に無農薬の藁を使用していますのが、当社のこだわりの一つです。一年間を通じてこの無農薬の藁があればいいのですが、さすがに年間を通じてはないのが悩みどころです。
これから美味しい時期になる、戻りカツオをぜひ食べましょう。